【BOOK】白夜行


白夜行 (集英社文庫)
集英社
東野 圭吾

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今年は積読を少しでも消化するべく、どんどん貯まった本を読んでいこうかなと思っています。
というわけで、今回は、「白夜行」。まぁ、もうすぐ映画も公開されるということなんで、取るものもとりあえず、読んでみました。ちょっと野球とは関係ないとは思ったんですが、随所に気になる記述が・・・!

ネタばれは極力避けますが、おもしろかったです。かなり厚めの文庫本なんで、とりかかる前は、ちょっと大変かなぁと思ったんですが、あっという間に読み終わってしまいました。読み出したら、止まらないというか・・・。

物語は、昭和49年から、ほぼ20年くらいの間で進んでいきます。読み進めていくと、わかるんですけど、特に昭和○○年という記載はないんですが、その年に起こったことや世相背景なんかが挿入されているので、何となく、あの年やなぁということがわかる仕組みになっています。
さらに言えば、主人公の2人の年代が、もろ我々世代と一致してるんで、そういう意味で、情景が見えてくるというか、何か不思議な感覚で読み進めました。結構、登場人物に感情移入もできましたし・・・。

で、その世相背景については、いちいち、よくわかるというか、そうそう、あの頃はそうだったなぁと思い出しながら、読んでいたんですが、その中でも特にプロ野球絡みの描写があったんで、時代の経過が、手に取るようにわかって、個人的には、かなり多面的に物語を楽しめた部分がありました。

まずは、物語の発端となる昭和49年は、ジャイアンツがV10を逃した年。ジャイアンツの敗戦の記事から長島の不調、もうそろそろ限界か・・・みたいな話が出てきます。たぶん、年代についての明確な記述が出てきたのは、ここが最初かな?
主人公が高校生のときの記述は、スワローズが広岡監督の元で優勝した翌年というところ。
そして・・・物語中盤では、1985年のタイガース快進撃が語られてます。スワローズのくだりで、タイガース優勝について絡めて欲しいなと思いながら読んでいたので、「おっ、やっぱりきた!」という感じでした。この記載があったことが、そのまま嬉しかったし、あのときの気分が蘇ってきたりもしましたね。
長期間のストーリーになるので、章が変わると、もう何年も過ぎているんですが、この記述のおかげで、頭の中で描写される登場人物も、勝手に大人になっていってくれました。というか、もろ自分たちのことを思い返せばいい感じでしたね。

まぁ、そのあとは、タイガース暗黒時代に突入するわけで、野球関係の描写がなかったのは、救いでしたけど・・・・。(^^;

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