あと一球から・・・・踏ん張れず引き分け
昨日の東京ドームの試合が、かなり濃密な金本引退試合みたいな雰囲気になってしまったので、いよいよ今年も終わりだなぁという現実が身に滲みて、ちょっと身が入らない気分になってしまったのですが・・・・やっぱり試合を見ていると、段々入り込んでいきますね。残り14試合、最後まで応援していきましょう。
というわけで、今日はスカイAでのテレビ観戦でした。解説は大熊さん。
ちょうど、中継前に、今シーズンのタイガース好プレー集みたいなやつをやっていたんですけど、これで何でこんな成績なんだよって感じですね。まぁ、成績度外視で見ていると楽しいVTRだけどね。
さて、試合です。台風の余波でかなり風もキツイ感じですね。一度、甲子園で台風が来る直前に試合を見に行ったことがあるんですが、かなり荒れた試合になった記憶があります。
で、初回のメッセンジャー。いきなり大荒れ・・・風は無関係でしたが。
先頭の荒波のヒットは詰まった当たりでアンラッキーでしたが、次の内村の送りバントの処理は戴けなかったですね。見るからに緩慢なダッシュで、ちょっと危ないぞと思ったのですが、案の定、送球が乱れて内村に掠った感じでベースカバーの上本が捕れず。いきなりの無死2,3塁のピンチになってしまいました。このあと、筒香、ラミレスを討ち取って二死まで持ってきたのは、さすがでしたが、やはり守備の破綻は、きっちり対価を支払わなければいけないんでしょうか。ここまできたら無失点で切り抜けて欲しかったところですが、後藤の四球のあと、下園に完璧に打ち返されての走者一掃の二塁打。いきなり3点を取られる立ち上がりになってしまいました。
まぁ、いきなり3点差をつけられて、良かったなと思ったのは、その裏の上本のヒットのあとに、送りバントの選択肢がなくなったこと。いや、和田監督のことだから、まだ序盤だからバントしてくるかもしれんとも思ったんですけどね。さすがにそれはなかった。そして、いい攻撃に繋がりました。
上本が、すかさず盗塁して、大和がチームバッティングで逆方向に打った打球はきっちりヒットコースに飛びます。ライトの下園が前進守備だったので、上本は帰ってこれないかなと思ったのですが、芝生でバウンドが変わって下園が後逸して、その間に上本ホームインという流れになりました。
単純に送りバントをしなければ、こういう攻撃パターンもできるわけで、決して今日のようなビハインドの状況じゃなくても、どんどんやっていって欲しいですよ。
惜しむらくは、このあと、畳み掛けるようにクリーンアップで追加点が取れなかったこと。やっぱり、こういうところがなぁ~。ただ、上本ヒット、大和送りバントだったら、この流れで点は取れていなかったわけで、そういう状況をどう考えるかですよね。
2回の攻撃も今年をちょっと象徴する感じでしたね。新井の大飛球がアウトになったあと、平野、藤井の連打で下園のまたもやのエラーも重なっての一死1,3塁のチャンス。ここで、メッセンジャーに藤井を一塁に送るバントを命じるわけですが・・・先日の東京ドームの試合でも、こんなシーンを見たんですけど、二死になってでも送りバントというのが、よくわからない作戦なんですよね。もちろん、一番打者、今だったら上本の一打に期待するというところはわからなくはないのですが、かなりチャンスを潰す確率が高いんじゃないかと思うわけですよ。形に拘るのは悪くはないですが、それで成果が上がっていない現状、そして、残り数試合というところを考えても、いろいろと試してみる必要はないかなぁと思うわけです。今年はセーフティスクイズ花盛りですが、普通にスクイズさせてもいいだろうし、メッセンジャーの打力に期待してのバスターエンドランや、ボテボテの当たりでもいいから、そういうチームバッティングをさせるとか。仮に送りバントをさせるのであれば、もっとバントの練習をさせるべきじゃないでしょうかね。メッセンジャーにしても、スタンリッジにしても、送りバントのケースでの失敗が本当に多すぎます。成功したところを見るのが少ないくらい。これは二人に限ったことではありませんよね。これだけ、作戦として送りバントしかないような野球をしていながら、送りバントの数がセ・リーグで一番少ないということは・・・失敗が多いってことでしょうね。
和田監督もそういう野球がしたいなら、それなりの準備を選手にさせないとダメだろうし、キャンプでバントゲームなんていうパフォーマンスをしている場合ではないですよ、本当に。バントもできない、チャンスで打てないでは、点が取れない現状ってのも、当然ですよね。
案の定、このチャンスでのメッセンジャーはスリーバント失敗で、全てを託された上本は三振。やっぱりねって展開でした。送りバントでしかチャンスが広げられないとなると、こういう下位打線からのチャンスでもなかなか点は取れる確率も限られてくるし、例えば一死や二死でランナーなしから点を取るパターンが作れません。この辺りは来年への宿題じゃなくて、残り試合で何か答えを見つけて欲しいものなのですが・・・・。
5回も先頭の上本がヒットで出塁して即盗塁。いい形になりましたが、ここは大和がキャッチャーへのファールフライで、チャンスを広げられませんでした。この辺りが大和の二番打者としてまだまだなところですね。まぁ、全部完璧にはできないでしょうが、それでも、何とか転がせてランナーを進めるくらいのことを簡単にやれるようになって欲しいな。
で、ここでも鳥谷、良太が倒れて無得点。流れがよくありません。
ちょっと雨が気になる中で、試合が成立しちゃった6回表。
先頭のラミレスをヒットで出したあとの送りバントの処理。藤井がセカンドに投げましたが、やや高めに逸れて鳥谷の足が離れたという判定。VTRでみると、わずかに足は残ったように見えたんだけどなぁ。それでも、ミスはミスですね。初回に続いて、守備の破綻です。バントでアウトを一つくれるというところで、ミスが出ては苦しい。
それでも、ここはメッセンジャーが踏ん張ってくれました。下園にはショートゴロ併殺でリベンジ。さらには梶谷も抑えて、何とか無失点で切り抜けます。やれやれ・・・・。
結局、初回の攻防での得点だけで、メッセンジャーと三浦の我慢比べのような感じになって、ラッキーセブンの攻撃は藤井のヒットから。そして、メッセンジャーのところで、代打・金本登場です。
金本対三浦という興味深い対戦になりました。結果は打ち上げてしまってセカンドフライ。残念・・・。
ひとつの「儀式」が終わった感じになりましたけど、まだまだ試合は続きます。球場全体が、そして三浦自身もでしょうか、ちょっとエアポケットに嵌った感じの雰囲気の中で、上本がレフトフェンス直撃の二塁打を打って、試合が現実に戻ってきた感じになりました。上本の一打、もうちょっとで入るような当たりでした。惜しかったなぁ。
ここで、大和に代わって桧山。大和も、この前の打席の内容が悪かったですからね。まぁ、桧山の出しどころも、ここしかないというところでしょうか。個人的には大和に託しても良かったかなと思いましたけど、桧山はフルカウントから低めのボールを選んで四球で出塁してくれました。
満塁でクリーンアップ。初回の攻撃もそうでしたけど、このところ、ことごとくチャンスでクリーンアップが得点をあげられないケースが多くて苦戦を強いられている感もありました。
・・・が、今日はもう三浦が限界という感じでしたね。ここまで球数を投げさせてきたのが効いてきたのか、逆にここまで保たせてしまったのかは微妙なところですけど、カウント2-1からの3ボール目がかなりすっぽ抜けたことで、かなり鳥谷にも余裕ができたように思えました。フルカウントからやや泳ぎ気味ながらもうまく捌いて、前進守備の右中間を破る三塁打。初回に打たれた走者一掃のお返しの走者一掃で、一気に逆転。
贅沢を言えば、アップアップの三浦から良太、マートンで引導を渡したかったんですが、さすが三浦というべきか。最後は金城のファインプレーもありましたが、あと1点が取れず。
メッセンジャーに代打を出したイニングで理想的に逆転して、終盤の継投です。
8回は榎田が二死から森本にヒットは打たれたものの、その前にポイントになりそうな筒香からも三振を取っていましたし、まずまずのピッチングでした。まぁ、二死とってからランナーを出すという「癖」が今日も出てしまったわけですが、この辺りを無難に締めてくれるようになると万全なんですけどね。
で、ランナー一人を出したところで渡辺にスイッチ。最近、よくこのパターンでピッチャーを交代させることが多いですね。
ここは対後藤ということで、ちょっと一発が恐い場面。昨日の渡辺がイマイチだったので、やや心配でしたが、初球を打ち上げてくれて助かりましたね。サードへのファールフライで難なく切り抜けました。
で、1点差の9回表。もちろん藤川の登板なんやろなぁと思っていましたが、福原がマウンドへ。
その福原が、一死から梶谷に二塁打を打たれてしまいます。う~ん、簡単には終わってくれないなぁ・・・という一打同点の場面で、ベイスターズは中村紀が代打で登場。こういう場面では、本当に恐いバッターがベンチにいるなぁということで、ドキドキものでしたが、ここはフルカウントからボール球を振らせることができて三振で二死。
で、次のバッターも中村紀同様、何度も痛い目にあっている小池です。メッセンジャーの勝ち星ということや、藤川が投げなくても勝ちパターンをきっちりとモノにするという意味では、ここはヒットで同点になってもダメな場面だと思ったので、何とか抑えて欲しかったんだけどなぁ。センター前ヒットで同点、土壇場で決められてしまいました。
逆転のピンチになって登板した加藤が、再三こちらの追加点の場面でファインプレー連発でイヤなイメージのあった荒波を寄せ付けずに三振にとって、何とか勝ち越されることなく切り抜けられましたけど、残念なイニングになってしまいました。
ただ、こうなれば逆にサヨナラ勝ちといきたいところ。
上本からの打順だったので、期待をもって見ていたんですが、その上本がいきなり三振で気勢を削がれてしまいます。2番に入っていた俊介もスリーボールからストレートに全く手が出ずに三振。山口の前に若手打者が全く相手になっていません。
そして、最後の鳥谷もフルカウントから三振・・・って、結局、最後は三者三振ですか。
苦しい試合展開を逆転して勝ちパターンにしながらも引き分けてしまって、今日も不完全燃焼な試合になってしまいました。こういう試合が本当に多い今年でしたね。
まぁ、初回の3失点から、いつもなら点を取れずに、そのまま負けていた試合だったかもしれません。借金19の力でも勝てなかったですが、負けなかったのはそういうことでしょうかね。まぁ、今日はそう思うことにしましょう・・・。
試合後、どうやら藤川は内転筋をやっちゃっていたらしいということをレポートしていましたが、さて明日からも投げることができるのかどうか。こちらもちょっと心配です。
<今日の試合結果>
タイガース 4-4 ベイスターズ (22回戦@甲子園)
(対戦成績9勝10敗3分、通算49勝68敗14分:5位)
[投手]
(Tigers)メッセンジャー-榎田-渡辺-福原-加藤
(BayStars)三浦-加賀-篠原-山口
********残り13試合/目指せ13連勝、来季のために!***********
というわけで、今日はスカイAでのテレビ観戦でした。解説は大熊さん。
ちょうど、中継前に、今シーズンのタイガース好プレー集みたいなやつをやっていたんですけど、これで何でこんな成績なんだよって感じですね。まぁ、成績度外視で見ていると楽しいVTRだけどね。
さて、試合です。台風の余波でかなり風もキツイ感じですね。一度、甲子園で台風が来る直前に試合を見に行ったことがあるんですが、かなり荒れた試合になった記憶があります。
で、初回のメッセンジャー。いきなり大荒れ・・・風は無関係でしたが。
先頭の荒波のヒットは詰まった当たりでアンラッキーでしたが、次の内村の送りバントの処理は戴けなかったですね。見るからに緩慢なダッシュで、ちょっと危ないぞと思ったのですが、案の定、送球が乱れて内村に掠った感じでベースカバーの上本が捕れず。いきなりの無死2,3塁のピンチになってしまいました。このあと、筒香、ラミレスを討ち取って二死まで持ってきたのは、さすがでしたが、やはり守備の破綻は、きっちり対価を支払わなければいけないんでしょうか。ここまできたら無失点で切り抜けて欲しかったところですが、後藤の四球のあと、下園に完璧に打ち返されての走者一掃の二塁打。いきなり3点を取られる立ち上がりになってしまいました。
まぁ、いきなり3点差をつけられて、良かったなと思ったのは、その裏の上本のヒットのあとに、送りバントの選択肢がなくなったこと。いや、和田監督のことだから、まだ序盤だからバントしてくるかもしれんとも思ったんですけどね。さすがにそれはなかった。そして、いい攻撃に繋がりました。
上本が、すかさず盗塁して、大和がチームバッティングで逆方向に打った打球はきっちりヒットコースに飛びます。ライトの下園が前進守備だったので、上本は帰ってこれないかなと思ったのですが、芝生でバウンドが変わって下園が後逸して、その間に上本ホームインという流れになりました。
単純に送りバントをしなければ、こういう攻撃パターンもできるわけで、決して今日のようなビハインドの状況じゃなくても、どんどんやっていって欲しいですよ。
惜しむらくは、このあと、畳み掛けるようにクリーンアップで追加点が取れなかったこと。やっぱり、こういうところがなぁ~。ただ、上本ヒット、大和送りバントだったら、この流れで点は取れていなかったわけで、そういう状況をどう考えるかですよね。
2回の攻撃も今年をちょっと象徴する感じでしたね。新井の大飛球がアウトになったあと、平野、藤井の連打で下園のまたもやのエラーも重なっての一死1,3塁のチャンス。ここで、メッセンジャーに藤井を一塁に送るバントを命じるわけですが・・・先日の東京ドームの試合でも、こんなシーンを見たんですけど、二死になってでも送りバントというのが、よくわからない作戦なんですよね。もちろん、一番打者、今だったら上本の一打に期待するというところはわからなくはないのですが、かなりチャンスを潰す確率が高いんじゃないかと思うわけですよ。形に拘るのは悪くはないですが、それで成果が上がっていない現状、そして、残り数試合というところを考えても、いろいろと試してみる必要はないかなぁと思うわけです。今年はセーフティスクイズ花盛りですが、普通にスクイズさせてもいいだろうし、メッセンジャーの打力に期待してのバスターエンドランや、ボテボテの当たりでもいいから、そういうチームバッティングをさせるとか。仮に送りバントをさせるのであれば、もっとバントの練習をさせるべきじゃないでしょうかね。メッセンジャーにしても、スタンリッジにしても、送りバントのケースでの失敗が本当に多すぎます。成功したところを見るのが少ないくらい。これは二人に限ったことではありませんよね。これだけ、作戦として送りバントしかないような野球をしていながら、送りバントの数がセ・リーグで一番少ないということは・・・失敗が多いってことでしょうね。
和田監督もそういう野球がしたいなら、それなりの準備を選手にさせないとダメだろうし、キャンプでバントゲームなんていうパフォーマンスをしている場合ではないですよ、本当に。バントもできない、チャンスで打てないでは、点が取れない現状ってのも、当然ですよね。
案の定、このチャンスでのメッセンジャーはスリーバント失敗で、全てを託された上本は三振。やっぱりねって展開でした。送りバントでしかチャンスが広げられないとなると、こういう下位打線からのチャンスでもなかなか点は取れる確率も限られてくるし、例えば一死や二死でランナーなしから点を取るパターンが作れません。この辺りは来年への宿題じゃなくて、残り試合で何か答えを見つけて欲しいものなのですが・・・・。
5回も先頭の上本がヒットで出塁して即盗塁。いい形になりましたが、ここは大和がキャッチャーへのファールフライで、チャンスを広げられませんでした。この辺りが大和の二番打者としてまだまだなところですね。まぁ、全部完璧にはできないでしょうが、それでも、何とか転がせてランナーを進めるくらいのことを簡単にやれるようになって欲しいな。
で、ここでも鳥谷、良太が倒れて無得点。流れがよくありません。
ちょっと雨が気になる中で、試合が成立しちゃった6回表。
先頭のラミレスをヒットで出したあとの送りバントの処理。藤井がセカンドに投げましたが、やや高めに逸れて鳥谷の足が離れたという判定。VTRでみると、わずかに足は残ったように見えたんだけどなぁ。それでも、ミスはミスですね。初回に続いて、守備の破綻です。バントでアウトを一つくれるというところで、ミスが出ては苦しい。
それでも、ここはメッセンジャーが踏ん張ってくれました。下園にはショートゴロ併殺でリベンジ。さらには梶谷も抑えて、何とか無失点で切り抜けます。やれやれ・・・・。
結局、初回の攻防での得点だけで、メッセンジャーと三浦の我慢比べのような感じになって、ラッキーセブンの攻撃は藤井のヒットから。そして、メッセンジャーのところで、代打・金本登場です。
金本対三浦という興味深い対戦になりました。結果は打ち上げてしまってセカンドフライ。残念・・・。
ひとつの「儀式」が終わった感じになりましたけど、まだまだ試合は続きます。球場全体が、そして三浦自身もでしょうか、ちょっとエアポケットに嵌った感じの雰囲気の中で、上本がレフトフェンス直撃の二塁打を打って、試合が現実に戻ってきた感じになりました。上本の一打、もうちょっとで入るような当たりでした。惜しかったなぁ。
ここで、大和に代わって桧山。大和も、この前の打席の内容が悪かったですからね。まぁ、桧山の出しどころも、ここしかないというところでしょうか。個人的には大和に託しても良かったかなと思いましたけど、桧山はフルカウントから低めのボールを選んで四球で出塁してくれました。
満塁でクリーンアップ。初回の攻撃もそうでしたけど、このところ、ことごとくチャンスでクリーンアップが得点をあげられないケースが多くて苦戦を強いられている感もありました。
・・・が、今日はもう三浦が限界という感じでしたね。ここまで球数を投げさせてきたのが効いてきたのか、逆にここまで保たせてしまったのかは微妙なところですけど、カウント2-1からの3ボール目がかなりすっぽ抜けたことで、かなり鳥谷にも余裕ができたように思えました。フルカウントからやや泳ぎ気味ながらもうまく捌いて、前進守備の右中間を破る三塁打。初回に打たれた走者一掃のお返しの走者一掃で、一気に逆転。
贅沢を言えば、アップアップの三浦から良太、マートンで引導を渡したかったんですが、さすが三浦というべきか。最後は金城のファインプレーもありましたが、あと1点が取れず。
メッセンジャーに代打を出したイニングで理想的に逆転して、終盤の継投です。
8回は榎田が二死から森本にヒットは打たれたものの、その前にポイントになりそうな筒香からも三振を取っていましたし、まずまずのピッチングでした。まぁ、二死とってからランナーを出すという「癖」が今日も出てしまったわけですが、この辺りを無難に締めてくれるようになると万全なんですけどね。
で、ランナー一人を出したところで渡辺にスイッチ。最近、よくこのパターンでピッチャーを交代させることが多いですね。
ここは対後藤ということで、ちょっと一発が恐い場面。昨日の渡辺がイマイチだったので、やや心配でしたが、初球を打ち上げてくれて助かりましたね。サードへのファールフライで難なく切り抜けました。
で、1点差の9回表。もちろん藤川の登板なんやろなぁと思っていましたが、福原がマウンドへ。
その福原が、一死から梶谷に二塁打を打たれてしまいます。う~ん、簡単には終わってくれないなぁ・・・という一打同点の場面で、ベイスターズは中村紀が代打で登場。こういう場面では、本当に恐いバッターがベンチにいるなぁということで、ドキドキものでしたが、ここはフルカウントからボール球を振らせることができて三振で二死。
で、次のバッターも中村紀同様、何度も痛い目にあっている小池です。メッセンジャーの勝ち星ということや、藤川が投げなくても勝ちパターンをきっちりとモノにするという意味では、ここはヒットで同点になってもダメな場面だと思ったので、何とか抑えて欲しかったんだけどなぁ。センター前ヒットで同点、土壇場で決められてしまいました。
逆転のピンチになって登板した加藤が、再三こちらの追加点の場面でファインプレー連発でイヤなイメージのあった荒波を寄せ付けずに三振にとって、何とか勝ち越されることなく切り抜けられましたけど、残念なイニングになってしまいました。
ただ、こうなれば逆にサヨナラ勝ちといきたいところ。
上本からの打順だったので、期待をもって見ていたんですが、その上本がいきなり三振で気勢を削がれてしまいます。2番に入っていた俊介もスリーボールからストレートに全く手が出ずに三振。山口の前に若手打者が全く相手になっていません。
そして、最後の鳥谷もフルカウントから三振・・・って、結局、最後は三者三振ですか。
苦しい試合展開を逆転して勝ちパターンにしながらも引き分けてしまって、今日も不完全燃焼な試合になってしまいました。こういう試合が本当に多い今年でしたね。
まぁ、初回の3失点から、いつもなら点を取れずに、そのまま負けていた試合だったかもしれません。借金19の力でも勝てなかったですが、負けなかったのはそういうことでしょうかね。まぁ、今日はそう思うことにしましょう・・・。
試合後、どうやら藤川は内転筋をやっちゃっていたらしいということをレポートしていましたが、さて明日からも投げることができるのかどうか。こちらもちょっと心配です。
<今日の試合結果>
タイガース 4-4 ベイスターズ (22回戦@甲子園)
(対戦成績9勝10敗3分、通算49勝68敗14分:5位)
[投手]
(Tigers)メッセンジャー-榎田-渡辺-福原-加藤
(BayStars)三浦-加賀-篠原-山口
********残り13試合/目指せ13連勝、来季のために!***********
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