ナゴドで連勝!岩本プロ初先発初勝利おみごと!
今日でナゴドは今年最後なのかなぁと思っていたんですけど、何故か10月に1試合だけ残っているんですね。そういえば、オールスター明けに2連戦ってやってたような記憶が蘇ってきましたが、そうなると絶対に1試合余るという日程になるはずなんですが、最初から、そのつもりの日程だったんでしょうか。そんなわけで、今日はナゴドのラスト前ゲーム、連勝でいいイメージを残しておきたい試合ですね。
とは言え、今日の先発はプロ初登板の岩本。期待半分、不安半分ってところでしょうか。とりあえず、何かを掴んでくれる、そして何かを感じさせてくれるピッチングができるか否か。勝敗はともかくとして、ドキドキしながらの応援でした。
今日もJ Sports2でのテレビ観戦。解説は木俣さんでしたが、一昨日、昨日の藤波さん、谷沢さんに比べても完全なドラゴンズ応援モード。あちらの先発・山内が二桁を前に足踏みしているという話題になったとき、しかも初回先頭の上本が打席に立っているときに、「今日は勝てるでしょう」という、あまりにも酷い発言・・・・こういうときは、快投快打でギャフンと言わせて欲しいものです。
とりあえず、その発言の直後に、上本がセンター前にヒット。
ここで木俣さんが、「初回からいきなりバントはないでしょう」と言われました。まぁ、普通の感覚だとそうなんだろうなぁ。でも、和田監督は頑なに、今日も送りバント。次の鳥谷に対して、全く際どいコースもなくストレートの四球を出すところを見ると、山内も立ち上がりで不安定なところだったので、やっぱりバントはもったいなかったなぁという感じでしたね。
マートンがタイムリーを打ってくれて、とりあえず1点を先制したものの、逆に言うと、もっと取れなかったかなぁという気もしたなぁ。
とにもかくにも、1点の援護を受けての岩本の立ち上がり。さて、どんなピッチングを見せてくれるのか。いきなり大島にヒットを打たれるものの、ウェスタンで苦手としていたと紹介されていた柳田を三振に討ち取り、そのあとは小宮山が大島の盗塁を刺し、和田を歩かせてしまったあとのブランコの一二塁間の当たりを上本が好捕してアウト。バックに助けられてでしたが、とにかく無失点で切り抜けることができました。上々の立ち上がり。さらに2回も井端に初球を打たれたものの、森野、堂上剛、前田と打ち取ります。思った以上に落ち着いてますねぇ。
そんな岩本を、今日は打線も珍しく援護してくれました。
3回も先頭の上本がヒットで出塁。大和が送りバントを上げてしまい失敗に終わりましたが、上本が盗塁でリカバー。鳥谷三振も、ここで良太、マートン、ブラゼルの三連打で2点追加。遂にナゴド1-0の呪縛を解き放ちました。解放するのは、こちらが打たれて・・・という展開を恐れていただけに、逆になってくれて良かった。
こうなると、岩本のピッチングをじっくりと見ることができますね。
ストレートは140キロ前後ということで、ちょっと物足りないかなぁという感じで、木俣さんもストレートで三振を取るようなピッチャーじゃないみたいなことを解説されてました。ただ、大島をフルカウントから高めのボール球のストレートを振らせたりしてましたし、逆に緩いカーブも有効的に使ったりして、ドラゴンズ打線を抑えていきます。歳内同様、キャッチャーのサインにも首を振って投げてましたし、マウンド度胸はありそうです。ボールのキレとコンビネーション、そして気持ちで投げるタイプみたいですね。4回の対クリーンアップも、全てショートゴロで三者凡退。本当に堂々としたものです。
こうなると当然、流れもどんどん良くなります。確かに山内の調子が上がってこない中で続投してくれたというところもありますけど、5回には大和のヒットから盗塁、鳥谷が内野ゴロで三塁へ進めたあと、良太がきっちりタイムリーで追加点。こういう流れになると、本当に理想的に点が入るんだなぁ。
勝利投手の権利を得るための5回の岩本のピッチングも、しっかりと三者凡退に抑えました。ドラゴンズ打線もタイガース以上に元気がない感じですが、それにしても岩本はナイスピッチング。
こうなると、試合展開から言っても、どこまで岩本が抑えていけるかに興味が移るわけですが、6回も三者凡退に抑えたあと、7回から福原にスイッチ。う~ん、考え方はいろいろあるでしょうが、正直言って、「おもしろくない采配」ですね。特に7回は3回目のクリーンアップとの対戦でしたから、抑えるにせよ、打たれるにせよ、大きな勉強になったと思うんですけどね。
ただ、こうなったら何としてでも先輩たちが岩本へ初勝利を届けて欲しいという継投ですね。7回裏、福原が二死ながらランナー一人を置いて森野というところで、加藤を投入。ブルペン全員使ってでも、抑えきろうという意思は感じました。
打線の方はさらに理想的に8回ダメ押し。まずブラゼルがホームランで1点追加したあと、二死から代打・関本の打球を珍しく井端がエラーし、そこから上本ヒット、大和二塁打で見事に2点追加。
流れの悪いときは、こういう相手のエラーもつけ込めずに点が取れないってことが多いですけど、この二死からの攻撃は相手にも大きなダメージを与えられます。特に上本、大和のコンビでトドメが刺せたことも良かったですね。
ドラゴンズで最後に登板してきた矢地なんですけど、一昨年の沖縄キャンプのときに宿舎近くで食事していたときに近くにいて後援会っぽい人たちと話していたのを聞いていた選手でした。そういう意味でちょっと注目していたのですが、遂に出てきましたね。特に交流があったわけではないんですけど、相手チームとはいえ頑張ってほしいな。・・・・もちろんタイガース戦以外で。
8回は榎田が抑え、最後はまさか球児?とか思いましたけど、さすがに7点差で鶴でしたね。
今日の試合、最後を鶴が締めることに、何か感慨がありますね。鶴のプロ初先発は・・・散々な結果でしたものねぇ。その鶴が後輩の岩本の初登板初勝利の最後を締める。鶴の成長も含めて、何かいいですね。
結局、リリーフ陣もほぼ完璧にドラゴンズ打線を抑えて、全く危なげなく岩本の初登板初先発でのプロ初勝利となりました。序盤の守備でのバックアップと、なによりも打線の援護がありました。岩本本人のピッチングもさることながら、リリーフ陣の内容も含めて、今日はベテランも若手も助っ人陣もチーム一丸という雰囲気が出てましたよね。
で、気がつけば、ナゴド勝ち越しですよ。やればできるじゃない!10月最後のナゴドでもしっかり勝って締めくくりたいですね。
<今日の試合結果>
ドラゴンズ 0-7 タイガース (20回戦@ナゴヤ)
(対戦成績6勝13敗1分、通算47勝64敗13分:5位)
[投手]
(Dragons)●山内(9勝6敗)-小林正-武藤-雄太-矢地
(Tigers)○岩本(1勝)-福原-加藤-榎田-鶴
[本塁打]
(Tigers)ブラゼル12号(1)
********残り20試合/いくぞ22連勝&貯金3!?***********
とは言え、今日の先発はプロ初登板の岩本。期待半分、不安半分ってところでしょうか。とりあえず、何かを掴んでくれる、そして何かを感じさせてくれるピッチングができるか否か。勝敗はともかくとして、ドキドキしながらの応援でした。
今日もJ Sports2でのテレビ観戦。解説は木俣さんでしたが、一昨日、昨日の藤波さん、谷沢さんに比べても完全なドラゴンズ応援モード。あちらの先発・山内が二桁を前に足踏みしているという話題になったとき、しかも初回先頭の上本が打席に立っているときに、「今日は勝てるでしょう」という、あまりにも酷い発言・・・・こういうときは、快投快打でギャフンと言わせて欲しいものです。
とりあえず、その発言の直後に、上本がセンター前にヒット。
ここで木俣さんが、「初回からいきなりバントはないでしょう」と言われました。まぁ、普通の感覚だとそうなんだろうなぁ。でも、和田監督は頑なに、今日も送りバント。次の鳥谷に対して、全く際どいコースもなくストレートの四球を出すところを見ると、山内も立ち上がりで不安定なところだったので、やっぱりバントはもったいなかったなぁという感じでしたね。
マートンがタイムリーを打ってくれて、とりあえず1点を先制したものの、逆に言うと、もっと取れなかったかなぁという気もしたなぁ。
とにもかくにも、1点の援護を受けての岩本の立ち上がり。さて、どんなピッチングを見せてくれるのか。いきなり大島にヒットを打たれるものの、ウェスタンで苦手としていたと紹介されていた柳田を三振に討ち取り、そのあとは小宮山が大島の盗塁を刺し、和田を歩かせてしまったあとのブランコの一二塁間の当たりを上本が好捕してアウト。バックに助けられてでしたが、とにかく無失点で切り抜けることができました。上々の立ち上がり。さらに2回も井端に初球を打たれたものの、森野、堂上剛、前田と打ち取ります。思った以上に落ち着いてますねぇ。
そんな岩本を、今日は打線も珍しく援護してくれました。
3回も先頭の上本がヒットで出塁。大和が送りバントを上げてしまい失敗に終わりましたが、上本が盗塁でリカバー。鳥谷三振も、ここで良太、マートン、ブラゼルの三連打で2点追加。遂にナゴド1-0の呪縛を解き放ちました。解放するのは、こちらが打たれて・・・という展開を恐れていただけに、逆になってくれて良かった。
こうなると、岩本のピッチングをじっくりと見ることができますね。
ストレートは140キロ前後ということで、ちょっと物足りないかなぁという感じで、木俣さんもストレートで三振を取るようなピッチャーじゃないみたいなことを解説されてました。ただ、大島をフルカウントから高めのボール球のストレートを振らせたりしてましたし、逆に緩いカーブも有効的に使ったりして、ドラゴンズ打線を抑えていきます。歳内同様、キャッチャーのサインにも首を振って投げてましたし、マウンド度胸はありそうです。ボールのキレとコンビネーション、そして気持ちで投げるタイプみたいですね。4回の対クリーンアップも、全てショートゴロで三者凡退。本当に堂々としたものです。
こうなると当然、流れもどんどん良くなります。確かに山内の調子が上がってこない中で続投してくれたというところもありますけど、5回には大和のヒットから盗塁、鳥谷が内野ゴロで三塁へ進めたあと、良太がきっちりタイムリーで追加点。こういう流れになると、本当に理想的に点が入るんだなぁ。
勝利投手の権利を得るための5回の岩本のピッチングも、しっかりと三者凡退に抑えました。ドラゴンズ打線もタイガース以上に元気がない感じですが、それにしても岩本はナイスピッチング。
こうなると、試合展開から言っても、どこまで岩本が抑えていけるかに興味が移るわけですが、6回も三者凡退に抑えたあと、7回から福原にスイッチ。う~ん、考え方はいろいろあるでしょうが、正直言って、「おもしろくない采配」ですね。特に7回は3回目のクリーンアップとの対戦でしたから、抑えるにせよ、打たれるにせよ、大きな勉強になったと思うんですけどね。
ただ、こうなったら何としてでも先輩たちが岩本へ初勝利を届けて欲しいという継投ですね。7回裏、福原が二死ながらランナー一人を置いて森野というところで、加藤を投入。ブルペン全員使ってでも、抑えきろうという意思は感じました。
打線の方はさらに理想的に8回ダメ押し。まずブラゼルがホームランで1点追加したあと、二死から代打・関本の打球を珍しく井端がエラーし、そこから上本ヒット、大和二塁打で見事に2点追加。
流れの悪いときは、こういう相手のエラーもつけ込めずに点が取れないってことが多いですけど、この二死からの攻撃は相手にも大きなダメージを与えられます。特に上本、大和のコンビでトドメが刺せたことも良かったですね。
ドラゴンズで最後に登板してきた矢地なんですけど、一昨年の沖縄キャンプのときに宿舎近くで食事していたときに近くにいて後援会っぽい人たちと話していたのを聞いていた選手でした。そういう意味でちょっと注目していたのですが、遂に出てきましたね。特に交流があったわけではないんですけど、相手チームとはいえ頑張ってほしいな。・・・・もちろんタイガース戦以外で。
8回は榎田が抑え、最後はまさか球児?とか思いましたけど、さすがに7点差で鶴でしたね。
今日の試合、最後を鶴が締めることに、何か感慨がありますね。鶴のプロ初先発は・・・散々な結果でしたものねぇ。その鶴が後輩の岩本の初登板初勝利の最後を締める。鶴の成長も含めて、何かいいですね。
結局、リリーフ陣もほぼ完璧にドラゴンズ打線を抑えて、全く危なげなく岩本の初登板初先発でのプロ初勝利となりました。序盤の守備でのバックアップと、なによりも打線の援護がありました。岩本本人のピッチングもさることながら、リリーフ陣の内容も含めて、今日はベテランも若手も助っ人陣もチーム一丸という雰囲気が出てましたよね。
で、気がつけば、ナゴド勝ち越しですよ。やればできるじゃない!10月最後のナゴドでもしっかり勝って締めくくりたいですね。
<今日の試合結果>
ドラゴンズ 0-7 タイガース (20回戦@ナゴヤ)
(対戦成績6勝13敗1分、通算47勝64敗13分:5位)
[投手]
(Dragons)●山内(9勝6敗)-小林正-武藤-雄太-矢地
(Tigers)○岩本(1勝)-福原-加藤-榎田-鶴
[本塁打]
(Tigers)ブラゼル12号(1)
********残り20試合/いくぞ22連勝&貯金3!?***********
この記事へのコメント
個人的には降格してもいいかなと思います。この状況で若手をローテに組み込む必要もないでしょう。今日の岩本の登板にしても、歳内を落とすことで実現してますし、逆にいろいろな若手を試すローテと考えた方がいいのでは?
歳内の二度目の登板も見てみたいし、自分は秋山も見てみたいですね。若手にとって、重要なのは今年の残り試合ではなくて、秋季キャンプを経て来季以降のシーズンです。
ベテラン重視バイアスっていうよりは、来季優勝するためには、若手台頭はもちろんのこと、ベテラン中堅助っ人陣の復活はなくてはならない。彼らに関しては今季残り試合で答えを見つけてもらわなくてはならないというのが、本質でしょう。
私もそう思います(__)。今チャンスを与えられてる若手投手達は残り少なくなった今ローテを与えられても仕方ないと思うんです。大事なのは今回の登板の経験を経て秋季キャンプ・春季キャンプを通して来季ローテに入れる事の方が大事ですもんね。
どうもすぐ先走りする一部のファンの方の考え方についていけません(^。^;)
逆に私は安藤さんが気の毒で..。前半そんなに悪くなかったし勝ち星上がらなかったのも打線が打たなかったからだけなのに今干された状態で..。
首脳陣の投手の使い方に私は納得いきません!
何だか切ないです..
ユウさん>
若手を使う=育つという一部の誤った先入観がありますからね。冷静に振り返ってみれば、必ずしもそうじゃないということは明白なのですが。ただただ先走りするファンの声っていうのは、正直なところ自分たちの欲求を満たしたいだけのように思います。
安藤・・・頑張って欲しいですね。福原が大復活したわけですから、何とか仕事場を与えてあげたいのですが。
おとうさん>
カープ、スワローズがモタモタしてますから、ひょっとして大逆転あるかもですよ。(^^;
そんなことはともかく、若手は与えられたチャンスで成功しても失敗しても勉強として秋季練習に挑んでいって欲しいし、来季の契約、給料が掛かったベテラン、中堅クラスは残り試合で精一杯のパフォーマンスを見せて欲しいです。できれば、借金一桁くらいまで持ち直せば、また来年にも繋がってくると思います。