【2016観戦記-3】vs.ドラゴンズ 1回戦@京セラD【●2-5】
シーズン開幕!超変革元年、いよいよ始まりました!
去年の開幕京セラは土日のみの観戦でしたが、今年はがっつり開幕3連戦を応援しようということで、今日から参戦です。
今日は休みを貰って朝から移動するつもりでしたが、急遽、仕事が入ったので、それを終わらせてから、お昼に新横浜を出発。何とか開門直後に京セラドームに到着できました。
まずはファンクラブ応援デーのピンズ交換。今年はカード関係なく10回目で最終特典ゲットというシステムになったようで、まずは1回目。応援デー10回も遠征組には、なかなかハードル高いですが、とりあえず観戦予定としてはビジターゲームも入れて、何とか行けそうなので、今年も頑張る!で、今日、判明したのが、ダイヤモンドプラスの会員だと、もらえるピンズを指定できるとのこと。というわけで、今日は鳥谷をセレクトしたのですが…そうなると14種類揃えたいなぁ。う〜ん。
開幕戦といえば、開幕セレモニー。まずは首脳陣、ベンチ入り選手が出てきて、スタメンメンバーがコールされてグラウンドに出てくるという、セレモニーでよくやっているスタイルのスタメン発表。
高山、横田の1,2番に、ヘイグを3番に据えて、クリーンアップのあとに鳥谷、西岡と並べる打線は、機能すれば、なかなか魅力的ですね。岡崎も兼ねてからの予想通り、いきなりの開幕スタメンゲット。福留、鳥谷は当然オーダーに並ぶとして、大野相手で左打者4人というのは、去年までは絶対にやらない打線ですね。そして、作戦面でも当然ながら去年とは違う形が・・・結果はともかくとして、今後に期待がもてる開幕戦だったと思いました。
開幕投手、メッセ。気持ちはこもってましたね。
初回はほぼ完璧なピッチングで、これは凄いこと、やってくれるんじゃないか・・・と思っちゃいましたが、2回以降は苦投になってしまいました。バックネット裏で見ていて、すごくよくわかったのですが、2回以降、際どいコースがほぼボール判定になって、苦しいピッチングになってしまいました。甘いところに入ったボールは、ことごとくいい当たりもされていましたし、当然、球数も増えていくという悪循環。思わぬ守備の乱れもあって、しんどい内容でした。
ただ、前半5回までの2失点は、メッセだからこそっていう見方もできたかと感じました。実際の試合を見ずにスコアだけ見たら、それこそ序盤でワンサイドになっていても不思議ではない流れでしたから。
超変革打線の方は、初回に鮮やかな先制攻撃。
トップの高山は、大野の初球ストレートの予告に対して、初打席初球ホームランこそなりませんでしたが、追い込まれながらも三遊間を破る見事なプロ初安打。横田はピッチャーゴロに倒れましたが、快足を飛ばしての併殺阻止、そして盗塁成功で一死2塁のチャンスを作りました。
同じ一死2塁というシチュエーションでも、去年までのヒット、バントの一死2塁とは、勢いや相手先発ピッチャーへのプレッシャーが全く違いますよね。それは観ているみんなが一番感じているんじゃないでしょうか。
そして、この初回のチャンスに、早く結果を出して欲しいと思っていたヘイグが、見事に左中間へタイムリーヒット!二塁でアウトにはなってしまいましたが、この走塁も金本野球の一端でしょう。とにかく、いい形での先制で、幸先よいスタートになりました。
その後、大野も立ち直って・・・というか、今日は立ち上がりから調子は良かったんじゃないかな。メッセがボール判定されていた同じようなコースも、しっかりストライクをとっていましたし、今年もなかなか手ごわいなぁという印象。
そんな大野から、失点直後の4回、そして5回に、タイガース打線も反撃に転じました。特に5回の攻撃は初回同様、良かったなぁ。先頭の西岡がヒットで出塁したあと、岡崎とのエンドランで、ショート横を破るヒットで無死1,3塁。ここ、去年だったら、送りバントで、メッセに代打だよね。
メッセは一塁ランナーを送るバントの構えで一球ファールのあと、バスターでしたが、これが平凡なサードゴロになって5-4-3のダブルプレー?というタイミングで、西岡が絶妙なスタートでホームに入りました。サードの高橋周がセカンドへ送球するところで、西岡のスタートが見えて、完全にセーフになるというのがわかりました。さすが西岡という走塁でしたね。
さらには、このプレーで一塁に残ったメッセが、なんと盗塁敢行で、キャッチャーの悪送球を誘って、一気に三塁へ。高山、横田の一打にも期待されましたが、2人ともいい当たりながらフライアウト。特に横田の打球は、内野を抜けたと思ったけどなぁ。惜しい当たりでした・・・。
横田の当たりが抜けて勝ち越していれば、また展開も変わったかもしれませんが、残念ながら、ここからメッセが崩れて、6回に再び負け越し。先頭の大野にレフト前に落ちるヒットを打たれたのが痛かったなぁ。メッセの盗塁で火がついたのは、大野もだったかもしれません。タイムリーになった二死からのビシエドの打球も、西岡が横っ飛びでダイレクトキャッチしたかなぁと思いましたが、掴みきれませんでした。
今日の試合に関しては、球際の強さが、ややドラゴンズの方が勝ったという感じで、それが最終的な結果に繋がってしまいましたね。
特にドラゴンズの守備に阻まれたなぁというのが鳥谷でした。4回、一死後のヘイグの四球から福留のヒットで作った一死1,3塁の勝ち越しチャンス。ゴメスが三振に倒れたあと、鳥谷の打球は一二塁間破ったと思いましたが・・・。
さらには最終回二死ランナーなしの場面。点差もありましたが、野球はツーアウトから。鳥谷が出れば、何かが起こるんじゃないかと期待したんですが、いい当たりながら、今度はファーストのファインプレー。残念ながら、最後のバッターになってしまいました。
まぁ、結果は負けてしまいましたし、内容的にもドラゴンズに押しまくられていたとは思うのですが、それを感じさせない試合だったと感じました。去年までの閉塞感は全くなかったし、本当におもしろかった。たぶん、球場にきたタイガースファンもほとんどが、そう感じたんじゃないかな。今シーズン、本当に楽しませてくれるだろうと確信できたのが、今日の収穫でした。
<今日の試合の観戦記録>
2016. 3.25 阪神タイガースvs. 中日ドラゴンズ 1回戦
京セラドーム大阪 18:01~21:15 天候:晴れ
主審 山本貴 塁審(1)真鍋 (2)山村達 (3)橘髙
観衆 35,449人 ネット裏指定席中央Bブロック8列30番で観戦
●阪神タイガース 2-5 中日ドラゴンズ
[バッテリー]
(Tigers)●メッセンジャー(6 2/3)(1敗)高橋(1/3)鶴(1)榎田(1)-岡崎、梅野
(Dragons)○大野(7 2/3)(1勝)H又吉(1/3)S福谷(1S)-桂
[本塁打]
(Dragons)ビシエド1号(1)
[盗塁]
(Tigers)横田(1回)、メッセンジャー(5回)
<通算 1敗、対ドラゴンズ 1敗>
今日のおまけ・・・。
ビシエドのホームランに対して、ビデオ判定を要望した金本監督。ビデオ判定って、リプレー検証って言うんですね。
それにしても、ドラゴンズの新外国人は毎年、正体不明でいやな感じがするんですよねぇ。この一発はそれこそ京セラドームランだったと思うのですが、序盤の一死満塁のピンチの場面での強い当たりのショートライナーも、紙一重でした。以後、要注意ですね・・・。
去年の開幕京セラは土日のみの観戦でしたが、今年はがっつり開幕3連戦を応援しようということで、今日から参戦です。
今日は休みを貰って朝から移動するつもりでしたが、急遽、仕事が入ったので、それを終わらせてから、お昼に新横浜を出発。何とか開門直後に京セラドームに到着できました。
まずはファンクラブ応援デーのピンズ交換。今年はカード関係なく10回目で最終特典ゲットというシステムになったようで、まずは1回目。応援デー10回も遠征組には、なかなかハードル高いですが、とりあえず観戦予定としてはビジターゲームも入れて、何とか行けそうなので、今年も頑張る!で、今日、判明したのが、ダイヤモンドプラスの会員だと、もらえるピンズを指定できるとのこと。というわけで、今日は鳥谷をセレクトしたのですが…そうなると14種類揃えたいなぁ。う〜ん。
開幕戦といえば、開幕セレモニー。まずは首脳陣、ベンチ入り選手が出てきて、スタメンメンバーがコールされてグラウンドに出てくるという、セレモニーでよくやっているスタイルのスタメン発表。
高山、横田の1,2番に、ヘイグを3番に据えて、クリーンアップのあとに鳥谷、西岡と並べる打線は、機能すれば、なかなか魅力的ですね。岡崎も兼ねてからの予想通り、いきなりの開幕スタメンゲット。福留、鳥谷は当然オーダーに並ぶとして、大野相手で左打者4人というのは、去年までは絶対にやらない打線ですね。そして、作戦面でも当然ながら去年とは違う形が・・・結果はともかくとして、今後に期待がもてる開幕戦だったと思いました。
開幕投手、メッセ。気持ちはこもってましたね。
初回はほぼ完璧なピッチングで、これは凄いこと、やってくれるんじゃないか・・・と思っちゃいましたが、2回以降は苦投になってしまいました。バックネット裏で見ていて、すごくよくわかったのですが、2回以降、際どいコースがほぼボール判定になって、苦しいピッチングになってしまいました。甘いところに入ったボールは、ことごとくいい当たりもされていましたし、当然、球数も増えていくという悪循環。思わぬ守備の乱れもあって、しんどい内容でした。
ただ、前半5回までの2失点は、メッセだからこそっていう見方もできたかと感じました。実際の試合を見ずにスコアだけ見たら、それこそ序盤でワンサイドになっていても不思議ではない流れでしたから。
超変革打線の方は、初回に鮮やかな先制攻撃。
トップの高山は、大野の初球ストレートの予告に対して、初打席初球ホームランこそなりませんでしたが、追い込まれながらも三遊間を破る見事なプロ初安打。横田はピッチャーゴロに倒れましたが、快足を飛ばしての併殺阻止、そして盗塁成功で一死2塁のチャンスを作りました。
同じ一死2塁というシチュエーションでも、去年までのヒット、バントの一死2塁とは、勢いや相手先発ピッチャーへのプレッシャーが全く違いますよね。それは観ているみんなが一番感じているんじゃないでしょうか。
そして、この初回のチャンスに、早く結果を出して欲しいと思っていたヘイグが、見事に左中間へタイムリーヒット!二塁でアウトにはなってしまいましたが、この走塁も金本野球の一端でしょう。とにかく、いい形での先制で、幸先よいスタートになりました。
その後、大野も立ち直って・・・というか、今日は立ち上がりから調子は良かったんじゃないかな。メッセがボール判定されていた同じようなコースも、しっかりストライクをとっていましたし、今年もなかなか手ごわいなぁという印象。
そんな大野から、失点直後の4回、そして5回に、タイガース打線も反撃に転じました。特に5回の攻撃は初回同様、良かったなぁ。先頭の西岡がヒットで出塁したあと、岡崎とのエンドランで、ショート横を破るヒットで無死1,3塁。ここ、去年だったら、送りバントで、メッセに代打だよね。
メッセは一塁ランナーを送るバントの構えで一球ファールのあと、バスターでしたが、これが平凡なサードゴロになって5-4-3のダブルプレー?というタイミングで、西岡が絶妙なスタートでホームに入りました。サードの高橋周がセカンドへ送球するところで、西岡のスタートが見えて、完全にセーフになるというのがわかりました。さすが西岡という走塁でしたね。
さらには、このプレーで一塁に残ったメッセが、なんと盗塁敢行で、キャッチャーの悪送球を誘って、一気に三塁へ。高山、横田の一打にも期待されましたが、2人ともいい当たりながらフライアウト。特に横田の打球は、内野を抜けたと思ったけどなぁ。惜しい当たりでした・・・。
横田の当たりが抜けて勝ち越していれば、また展開も変わったかもしれませんが、残念ながら、ここからメッセが崩れて、6回に再び負け越し。先頭の大野にレフト前に落ちるヒットを打たれたのが痛かったなぁ。メッセの盗塁で火がついたのは、大野もだったかもしれません。タイムリーになった二死からのビシエドの打球も、西岡が横っ飛びでダイレクトキャッチしたかなぁと思いましたが、掴みきれませんでした。
今日の試合に関しては、球際の強さが、ややドラゴンズの方が勝ったという感じで、それが最終的な結果に繋がってしまいましたね。
特にドラゴンズの守備に阻まれたなぁというのが鳥谷でした。4回、一死後のヘイグの四球から福留のヒットで作った一死1,3塁の勝ち越しチャンス。ゴメスが三振に倒れたあと、鳥谷の打球は一二塁間破ったと思いましたが・・・。
さらには最終回二死ランナーなしの場面。点差もありましたが、野球はツーアウトから。鳥谷が出れば、何かが起こるんじゃないかと期待したんですが、いい当たりながら、今度はファーストのファインプレー。残念ながら、最後のバッターになってしまいました。
まぁ、結果は負けてしまいましたし、内容的にもドラゴンズに押しまくられていたとは思うのですが、それを感じさせない試合だったと感じました。去年までの閉塞感は全くなかったし、本当におもしろかった。たぶん、球場にきたタイガースファンもほとんどが、そう感じたんじゃないかな。今シーズン、本当に楽しませてくれるだろうと確信できたのが、今日の収穫でした。
<今日の試合の観戦記録>
2016. 3.25 阪神タイガースvs. 中日ドラゴンズ 1回戦
京セラドーム大阪 18:01~21:15 天候:晴れ
主審 山本貴 塁審(1)真鍋 (2)山村達 (3)橘髙
観衆 35,449人 ネット裏指定席中央Bブロック8列30番で観戦
●阪神タイガース 2-5 中日ドラゴンズ
[バッテリー]
(Tigers)●メッセンジャー(6 2/3)(1敗)高橋(1/3)鶴(1)榎田(1)-岡崎、梅野
(Dragons)○大野(7 2/3)(1勝)H又吉(1/3)S福谷(1S)-桂
[本塁打]
(Dragons)ビシエド1号(1)
[盗塁]
(Tigers)横田(1回)、メッセンジャー(5回)
<通算 1敗、対ドラゴンズ 1敗>
今日のおまけ・・・。
ビシエドのホームランに対して、ビデオ判定を要望した金本監督。ビデオ判定って、リプレー検証って言うんですね。
それにしても、ドラゴンズの新外国人は毎年、正体不明でいやな感じがするんですよねぇ。この一発はそれこそ京セラドームランだったと思うのですが、序盤の一死満塁のピンチの場面での強い当たりのショートライナーも、紙一重でした。以後、要注意ですね・・・。
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